意味なし楽素

Twitterに収まらない長文を書きます!

【ネタバレ注意】「ドラゴンクエストユアストーリー」を見た【まず見に行け】

※この記事はドラゴンクエストユアストーリーのネタバレを含みますのでまだ見てない人は今すぐ映画館で見てきてから読んでください。

 

この映画を見たいと思ってる人で、奇跡的にまだなんの情報も持ってない人はまず見てきてほしい。SNSとかで感想なんか見ないで、ゼロの状態で見てきてほしい。一回しかあんな奇妙な体験はできない。

 

気になるからそのネタだけ教えてくれよって人もまず、見に行って!お願いだから。帰ってきてからこの記事見て一緒にその感情を共有しましょうよ。

 

はい、見てない人は最寄りの映画館に行ってきて!!!

 

以下、ネタバレ含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、見てきたようなので話を始めましょう。

 

 

 

例のシーンについて

一応、ぼやかして喋ります。

 

あのシーンどう思いました?

 

観客全員メダパニかけられてましたね。

 

みなさんが例のシーンで抱いた感情はたぶんこの三つのどれかだと思います。

 

①いったい何を見せられているんだ・・・(冷静タイプ)

 

②これ作ったやつふざけんじゃねえよ!!!(激情タイプ)

 

③これもう笑うしかないでしょ(悟りタイプ)

 

④なに?どういうこと?(小学生タイプ)

 

ちなみに楽素は悟りタイプでしたね。

この映画、原作はけっこう改変されていましたけど作品全体を通してガッチガチのシリアスでもなく、砕けた雰囲気も多めで、それでも一応真面目に「ドラゴンクエストストーリー」をやってきたじゃないですか。それが唐突に「ユアストーリー」にされる。

例のシーンですよ。

スーファミやってる時にテレビのチャンネル変えられた!

もしくは

家族がスーファミ本体に接触した!

とかそんな感覚ですよね。

 

やめてくれよ!ビデオ4に戻してくれよ!

 

スーファミの周り歩くなって言ってんだろもおおおおおお!!!

って文句も言いたくなりますね。

 

 

劇場の他の観客はどんな顔で見てたんでしょうね。

ミルドラース(プログラム)が「さあ、現実に戻りましょう」とか言ってスクリーンが急に鏡になって自分たちの唖然とした顔が映されたら面白いですね。

ミルドラース?「これがラーの鏡です」とか言っちゃったりして。いや馬鹿かよ。

 

いろいろ物議を醸しそうなシーンではありますが楽素の個人的な意見としてはあのシーンも驚かされはしましたけど特別呆れたとか、残念だとか、そういう感情は起きませんでいたね。衝撃、一周回って面白いとかそんな感覚でした。

 

うん、ただこれは否定的な意見が出てもしかたないとは思いますね。

ちょっとやり方が乱暴でしたし、あのシーンをやる必要性、特にありませんでしたからね。

 

あのシーンの意味としてはドラクエ5を夢中でプレイしてた頃のノスタルジックを味わってほしいとかそんな感じでしょ。いや無理でしょ。あの流れで主人公に感情移入してノスタルジック味わえるの佐藤健だけでしょ。

 

確かに「ドラゴンクエストユアストーリー」というタイトルは回収できましたが、これそもそも「ドラゴンクエストとある青年のストーリー」ですからね。勝手に私の思い出になろうとしないでくださいよ。ジェリーマンかお前は。

 

でも「ドラクエ映画」としてはそこそこ楽しめたねって話もしておきましょう。

 

 

問題のシーン以外は悪くなかったよね

ストーリーに関しては原作改変アレルギーをお持ちの方はアナフィラキシーショックを起こしたかもしれませんが、まあ映画だから仕方ありませんよね。

あと気になっちゃう点としては強さのバランスですよね。ようがんげんじんと戦うような段階でブオーン討伐しちゃうってツール・アシステッド・スーパープレイ(TAS)でもしてるんですかとも言いたくなりますが、二時間の尺で延々とどくばりもってメタル狩りしてるわけにも行きません。仕方のないことです。

ジャミとゴンズはきっとゲマに休暇なしで酷使されて瀕死だったんです。

 

良かった点といえば最初のスーファミドラクエ演出はよかったですね。懐かしさと映画館の大画面でスーファミをやっているようなワクワク感、グッドでした。

 

あとは音楽。大神殿でドラクエ6「迷いの塔」が流れたあたりで気づいたんですけど、5だけじゃなく色んなドラクエ曲が流れてましたね。おお~ここでそのBGM来るか~!みたいな楽しみがありました。特にドラクエ6好きなので6成分が多くて嬉しかったですね。そういえば5って「敢然と立ち向かう」みたいな勇者感が滾るような勇ましいBGMってないですね。そりゃ輸入品にも頼らねばなりませんな。

 

そして一番良かった点はやっぱり戦闘アクションじゃないでしょうか。あの戦闘のダイナミック感は3DCGの良い所ですね。素直にカッコよかったです。戦火を交えてを流されながらの戦闘シーンは5ファンにとってはたまらないですね。そして5主人公といえばバキ系呪文!「あれおかしいな・・・バギクロスってこんなかっこよかったっけ・・・」ってなっちゃいますよね。

 

あとあと!フローラが可愛いですね!

残念ながら映画ではビアンカを選んでしまいましたけど。途中まで一切ビアンカ選ぶ要素なかったんですけどねえ・・・まあこれも例のシーンの伏線だったんですね。

予告編だとあれフローラあんま可愛くなくね?って感じだったんですけど実際動いてみるとやっぱり可愛いですね。

まあドラクエ5嫁論争の話は政治・宗教・野球の話の次くらいにタブーな話ですからね。あまり触れないことにしてそろそろ話をまとめたいと思います。

 

 

まとめ

おいお前!映画見に行ってないのにここまで読んだろ!

って人がいないことを願います。いや、むしろ映画見てないのにここまで読んじゃった人は見に行け。ちょっと気になってきただろ。行って来い。

 

さて、ちゃんと映画を見に行ったみなさん。どんなこの映画を見て感情を抱いたでしょうか。

 

 

どい・・・

んでもないものを見せられた・・・

ばらく放心状態になった・・・

れはこれで好き!

スタルジック

んなはどう見てんだこれ?

 

 

前述の通りドラクエ音楽と戦闘アクションを楽しむ分にはかなりいい作品だったと思います。ただやっぱり良い意味でも悪い意味でも例のシーンは衝撃的でしたね。

 

この映画を語るうえであのシーンについては避けて通れません。

なので次の言葉でこの映画についてまとめたいと思います。

 

 

 

 

 

世にも奇妙な物語じゃねえかこれ!!!

 

 

 

 

 

グランバニアの無駄な公共事業に国民も呆れ顔。ってネタ好きです。

お騒がせしました。楽素でした。

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